結論から言うと、ダイエットのためにはまずは基礎代謝を上げることが大切です。なので、基礎代謝を上げるのがなぜ大切か?基礎代謝を上げるにはどうしたらいいのか?をお伝えします。
なぜ、基礎代謝を上げた方がいいの?
基礎代謝とは・・人間は寝ていても休んでいても、心臓など内臓が動いてますよね。そういった生命維持活動をしているだけで消費されるエネルギーのことを「基礎代謝」といいます。この基礎代謝、実は1日の消費エネルギーのうち約60~70%を占めています。
ちなみに、エネルギー消費の方法は、大きく3つに分けられます。
①基礎代謝(60~70%) ・・・生命を維持するために使うエネルギー
②活動代謝(20~30%) ・・・体を動かすことで使うエネルギー
③食事誘導性熱代謝(10%) ・・・食べるときに使うエネルギー
こうやってみると、基礎代謝が1日の消費エネルギーのほとんどを占めてるので、基礎代謝が高い方が脂肪をどんどん燃やしてくれますよね。ですが、加齢とともに基礎代謝は減少します。ちなみ基礎代謝の高い低いは筋肉量によって左右されます。なにもしなければ年齢とともに筋肉はどんどん落ちていき、基礎代謝が下がって、脂肪がどんどんたまって、太りやすい体質になってしまいます。だからこそ、ダイエットには基礎代謝を上げるのが一番です。
ちなみに成人女性の1日の基礎代謝量は1200kcal前後と言われています。
基礎代謝を上げるには?
基礎代謝を上げるために、必要なのは筋肉量を増やすことです。筋肉量を増やすために、効果的な方法が運動です。運動にも色々ありますが、大きく分けて有酸素運動・筋トレ・ストレッチの3つがあります。ちなみに
有酸素運動・・・心臓や肺に負荷をかけることで、スタミナや体力をつけることができ、運動している間は脂肪も燃焼していきます。代表例:ウォーキング・水泳・エアロビクス・ジョギング
筋トレ ・・・筋肉を鍛える運動。代表例:腹筋・背筋・腕立て伏せ・スクワット
ストレッチ
運動の中でも特に「筋トレ」が大切です。そのときのポイントとしては無理しない、ゆっくり負荷をかけていくことです。ちなみに有酸素運動、ストレッチも大切なので、出来ればバランスよくしてもらうのがいいです。
基礎代謝を上げるにはたんぱく質も大事
さきほど、基礎代謝を上げるには筋肉量を上げるとこが大切とお伝えしました。例えば、筋トレをすると筋肉が傷つきます。傷ついてる筋肉を修復するときに、たんぱく質をとるとより強い筋肉になります。ですが、傷ついてる筋肉を修復するときに、たんぱく質が足りてないと筋肉はつきにくくなります。だからこそ、たんぱく質とることも大切です。ちなみにたんぱく質と聞いて、ささみを思い浮かべる方も多いとは思いますが、たんぱく質の多く含まれる食品類としては、肉類、魚介類、卵類、大豆製品、乳製品などがあります。色々バランスよくとってくださいね。
代謝をよくするには水も大事
代謝とは、食べたものから必要な栄養素を取り込んで、不要なものを対外へ排出するという一連の流れになります。人間の体の60%は水分と言われています。その水分が不足してしまうと、血流が悪くなり、代謝が悪くなると、体内に老廃物が溜まりやすくなってしまいます。だからこそ、水を飲むのも大切です。
まとめ
ダイエットするにはまずは、基礎代謝を上げるのが一番です。基礎代謝が高いと脂肪をどんどん燃やしてくれるので、太りにくい体質になります。その体で食事をちょっと気をつけてもらうと体は少しづつ変わっていきます。